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入国制限緩和の動き(2022年9月7日現在)

水際対策に係る新たな措置(31)により、2022年9月7日からは、3回目の有効なワクチン接種を条件として、日本人を含むすべての入国者に求めている72時間以内の出国前検査の陰性証明書の提出が免除されました。

 

2022年6月からは条件付き(添乗員同行のツアー)で外国人観光客の受入れを開始しましたが、コロナ禍前の外国人観光客数には程遠いのが現状でした。

このような状況を受けて、2022年9月7日から一日の入国者上限が2万人から5万人に引き上げられます。

また、水際対策に係る新たな措置(32)により、観光庁策定の「外国人観光客の受入れ対応に関するガイドライン」も改訂されています。

 

【添乗員の同行を伴わないパッケージツアー】

○2022年9月7日以降、旅行業者又は旅行サービス手配業者を受入責任者(ERFSによる事前登録)とするパッケージツアーについて、添乗員を伴わないものも認めることとし、対象国・地域も全ての国・地域に拡大。

○観光目的での外国人の新規入国については、旅行業者等が受入責任(ERFSによる事前登録)となることが必須。

○受入責任者(ERFSによる事前登録)となることができるのは、旅行業法に基づき登録された旅行業者等のみ

 

これにより、添乗員もなく自由行動が可能となりましたが、外国人の中で需要の多い個人旅行は未だ解禁されていないため、効果は限定的であるとの見方もあります。

 

世界の動向も踏まえて、新型コロナウイルス感染症とどのように向き合い、どのように検疫体制や経済活動を継続していくのかをしっかりと検討することが期待されます。

 

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