難民認定者数等(令和4年)
2023年3月24日、出入国在留管理庁から令和4年における難民認定者数等が公表されました。
難民認定申請を行った外国人は3,772人であり、前年に比べて1,359人増加しています。
このうち、1,202人(約32%)が過去に難民認定申請を行ったことがある申請者です。
申請者の主な国籍は、カンボジア・スリランカ・トルコ・ミャンマー・パキスタンとなっています。
難民認定申請の申請者のうち、正規在留者が3,069人・非正規在留者が703人となっています。
正規在留者の在留資格の内訳は以下のようになっています。
在留資格「短期滞在」からの申請者は前年に比べて、8倍を超える人数となっています。
○短期滞在:1,516人
○技能実習:466人
○特定活動(難民認定申請者用):296人
○特定活動(出国準備):105人
○留学:47人
○その他:639人
難民認定手続の結果、日本での在留が認められたのは1,962人となっています。
そのうち、難民と認定した者は202人(一次審査での認定者187人と不服申し立てで「理由あり」とされた者(認定者)15人)であり、難民とは認定しなかったものの人道的な配慮を理由に在留を認めた者は1,760人(一次審査1,481人と不服申立て279人)となっています。
【難民認定者:202人】
・アフガニスタン:147人
・ミャンマー:26人
・中国:9人
・エルトリア:5人
・カメルーン:4人
・イエメン:3人
・ウガンダ:2人
・エチオピア:2人
・カンボジア:1人
・コンゴ共和国:1人
・トルコ:1人
・リビア:1人
【人道的配慮により在留を認めた者:1,712人】
・ミャンマー:1,682人
・アフガニスタン:10人
・パキスタン:4人
・カメルーン:3人
・ナイジェリア:3人
・ウクライナ:2人
・エチオピア:2人
・イエメン:1人
・イラン:1人
・ギニア:1人
・コンゴ民主共和国:1人
・トンガ:1人
・ベネズエラ:1人
(「出入国在留管理庁ホームページ」参照)
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