難民認定者数等(令和5年)
2024年3月26日、出入国在留管理庁から令和5年における難民認定者数等が公表されました。
【難民認定申請】
難民認定申請を行った外国人は13,823人であり、前年に比べて10,051人増加しています。
このうち、1,661人(約12%)が過去に難民認定申請を行ったことがある申請者です。
申請者の主な国籍は、スリランカ・トルコ・パキスタン・インド・カンボジアとなっています。
在留資格別難民認定申請者数の内訳は以下のようになっています。
○短期滞在:10,738人
○技能実習:512人
○特定活動(出国準備):426人
○特定活動(難民認定申請者用):374人
○留学:111人
○その他:822人
【補完的保護対象者認定申請】
補完的保護対象者認定申請を行った外国人は678人となっています。
このうち、677人が初回の申請となっています。
申請者の国籍は、ウクライナ・ロシア・ウズベキスタン・英国・シリア・スリランカの6か国で、主な国籍はウクライナとなっています。
難民認定等手続の結果、日本での在留が認められたのは1,310人となっています。
そのうち、難民と認定した者は303人(一次審査での認定者289人と審査請求で「理由あり」とされた者14人)、難民とは認定しなかったものの補完的保護対象者と認定した者は2人、難民とは認定しなかったものの人道的な配慮を理由に在留を認めた者は1,005人(一次審査978人と審査請求27人)となっています。
【難民認定者:303人】
・アフガニスタン:237人
・ミャンマー:27人
・エチオピア:6人
・イエメン:5人
・中国:5人
・イラン:3人
・ウガンダ:3人
・トルコ:3人
・カメルーン:2人
・コンゴ共和国:2人
・ガンビア:1人
・カンボジア:1人
・シリア:1人
・スーダン:1人
・スリランカ:1人
・ソマリア:1人
・ナイジェリア:1人
・バングラデシュ:1人
・レバノン:1人
・無国籍:1人
【人道的配慮者数のうち本国情勢等を踏まえて在留を認めた者の数:956人】
・ミャンマー:920人
・シリア:17人
・スーダン:12人
・アフガニスタン:5人
・ウガンダ:1人
・ブルキナファソ:1人
(「出入国在留管理庁ホームページ」参照)
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